大人の矯正
矯正歯科治療に二の足を踏んでいる方へ
最近、大人になってから矯正治療を始める方が増えています。幼い頃から抱えていた歯並びや口元の悩みを解消するために思い切って治療を受けたのだといいます。こうした動きは、若いOLやビジネスマンを中心に広がっています。
矯正治療は大人になってからでも決して遅くはありません
治療に関心を持ち、歯並びを治したいと思ったときがベストな治療開始時期です。ぜひご相談ください。
矯正治療には様々なメリットがあります
矯正治療は、歯並びや口元に美しさをもらたします。歯並びが整うことで歯ブラシが当たりやすくなり、虫歯や歯周病、口臭予防にも繋がります。
それだけではありません。上下の歯が噛み合うようになると食べ物をしっかり噛めるようになり、下顎にかかる負担を軽く顎関節症などを防ぎます。こうしたことから、噛み合わせが気になる50~60代の方の歯科矯正治療が目立っています。
治療期間は2~3年と長く感じられるかもしれません。しかし、何十年と続くこれからの人生を考えると、治療期間はあっという間に過ぎ去ります。矯正治療は、あなたの人生をより豊かにする治療といえるでしょう。
矯正で美しい歯並びと口元を手に入れる
見た目が気になり矯正歯科治療を始める方は、意外と多いようです。歯並びが悪いため、口元が気になって手で隠してしまったり、コンプレックスから消極的になってしまったり…。このような方々は、何とかしたいという思いがとても強いようです。
「キリッ」と引き締まった口元を手に入れることができます
治療を受ければ、美しい歯並びを手に入れられることはもちろん、歯が正しく並ぶことで「キリッ」と引き締まった口元を手に入れられます。
例えば、歯を引っ込めたり正しい位置に導けば、顎を細くしたり鼻を高く見せることもできます。「出っ張った顎が気になる」「口元の突出感がずっとコンプレックスになっている」という方は、ぜひ一度当院までご相談ください。
噛み合わせを改善し、全身機能を向上
全身機能を向上できる
上と下の歯がきっちり噛み合わないと食べ物がよく噛めないため、胃や腸の負担を大きくしてしまいます。
また、歯列の乱れ(不正咬合)は、発音や顎やお顔の成長に悪い影響を及ぼすだけでなく顎の関節や筋肉にも影響を与えることで、肩こりや頭痛などの原因になったり、姿勢が悪くなることがあります。
虫歯や歯肉炎・歯周病を防ぎ、歯の寿命を延ばします
矯正治療は、歯並びを整えて噛む機能を回復することで虫歯や歯肉炎・歯周病を防ぎ、歯の寿命を延ばします。近年では、しっかり噛めることで脳への血流が良くなり記憶力が向上したり、瞬発力が高まることが分かってきました。
最近は、スポーツ選手をはじめ、こうした全身の健康を維持・向上させたいという理由で、矯正歯科治療を始める方も少なくありません。さあ、あなたも矯正歯科治療にチャレンジしてみませんか。
矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について
- 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2週間で慣れることが多いです。
- 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
- 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
- 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。虫歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けることが重要です。
また、歯が動くと隠れていた虫歯が見えるようになることもあります。 - 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきが痩せて下がることがあります。
- ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
- ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
- 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
- 治療中に「顎関節で音が鳴る、顎が痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
- 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
- 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行う可能性があります。
- 矯正装置を誤飲する可能性があります。
- 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
- 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
- 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)や虫歯の治療(修復物)などをやり直す可能性があります。
- 顎の成長発育により咬み合わせや歯並びが変化する可能性があります。
- 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。
加齢や歯周病等により歯を支えている骨が痩せると咬み合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。 - 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。